笹生優花が2位でメジャー2勝目ならず 20歳のイン・ルオニンが初優勝

◇海外女子メジャー◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 最終日(25日)◇バルタスロールGC(ニュージャージー州)◇6621yd(パー71)

笹生優花がメジャー2勝目をあと一歩のところで逃した。首位と5打差の8位から6バーディ、1ボギーの「66」をマークし、通算7アンダーのトップタイでホールアウト。後続組のイン・ルオニン(中国)が最終ホールをバーディで終えて勝ち越された。

インは2002年生まれの20歳。昨年米女子ツアーに参戦し、ことし4月の「DIOインプラントLAオープン」で初優勝を飾った。この日は4位から4バーディ、ボギーなしの「67」をマーク。通算8アンダーでメジャー初勝利を遂げた。

笹生は2021年「全米女子オープン」以来のビッグタイトルを狙ったが、1打差の2位。今季ベストフィニッシュで4日間を終えた。

通算6アンダーの3位にアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)、カルロタ・シガンダ(スペイン)、ステファン・メドウ(北アイルランド)、メーガン・カン、リン・シユ(中国)。古江彩佳が7バーディ、2ボギーの「66」をマーク。一時は首位に肉薄して5アンダー8位で終えた。

西村優菜が「71」で3オーバー39位。畑岡奈紗は「70」と1つ伸ばして4オーバー47位だった。

ツアーは次週のオープンウィークを挟み、メジャー第3戦「全米女子オープン」(カリフォルニア州ペブルビーチGL)を迎える。

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