Brose Eバイク用モーターの再生事業「リマンドライブ」発表

ドイツの自動車部品製造企業で、Eバイク用モーターも製造しているBroseは、旧型Eバイク用モーターの再生サービス「リマンドライブ」を発表。製造プロセスを開発した、初の電動自転車ドライブメーカーとなったとのことです。

リマンドライブは、修理不能なドライブから5つの事前定義されたコンポーネントを再生製造するプロセスを行います。これらは徹底的に検査・クリーニングされ、欠けている部品が追加され、リマンドライブとして組み立てられます。

これにより、資源を節約するだけでなく、シリーズドライブと比較して、最低でも21キログラムのCO2当量を節約し、同じ品質と完全な製造元の保証を提供します。

交換モーターは、マグネシウムとアルミニウムプラットフォームのすべてのドライブバージョンのアフターセール製品として提供され、購入時のドライブの約半分の価格で顧客に提供されます。

Broseは、持続可能な取り組みを行っておりプロセスや材料の選択時に早い段階で可能な限り最小のCO2フットプリントを実現することに重点を置いています。また、Broseは製品のほとんどをドイツで製造し続けることも重要視しています。全体の89%の部品がEUで製造され、そのうち78%がドイツで製造されています。

Broseはまた、トレードフェアのコンセプトも改革しています。Broseは、ISO 14001基準に基づいたモジュラーでリソース効率の良い展示スタンドコンセプトでEUROBIKE 2023でソリューションを提供しています。展示スタンドを複数回組み立てて使用する能力、環境に優しい材料の使用、システマチックなリサイクルとアップサイクルの戦略に依存しています。

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© シクロライダー編集部