東京芸術劇場 約30年ぶりに新オルガニスト就任

池袋の東京芸術劇場にある世界最大級のパイプオルガン。そのオルガンの演奏やメンテナンスを行うホール専属のオルガニストが約30年ぶりに代わり、6月22日夜に開催されたコンサートでは、美しい音色が披露されました。

東京芸術劇場のオルガニストに新しく就任したのは、日本人で都内に在住の徳岡めぐみさんとベルギー人のジャン=フィリップ・メルカールトさんの2人です。

このパイプオルガンは、世界で唯一、180度回転する世界最大級の楽器で、オルガニストは、演奏のみならず、コンサートの企画や楽器のメンテナンスなども行うということです。2人は、世界を舞台に幅広いレパートリーで演奏活動を続けてきたことから、オルガニストに選ばれました。

東京芸術劇場 新オルガニスト 徳岡めぐみさん:「これから皆様に劇場に足しげくお越しいただき、オルガンの魅力をさらに知っていただけたらと思っております」

実は夫婦でもある2人。7月からパイプオルガン講座などを通して、オルガンの魅力について発信していくということです。

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