《恐怖》渓流釣りで熊に遭遇。楽しさ一転、緊張感が走る瞬間。

渓流でのルアーフィッシング動画を中心に展開する釣りYoutuber「fishing jv」で公開されている驚愕の動画をご紹介。この日は仕事帰りに地元の渓流で釣りを楽しんでいたところ、熊に遭遇。

→【画像】怖すぎ! 遭遇した熊に戦慄。

●文:ルアマガプラス編集部

― fishing jv(ふぃっしんぐ じぇーぶい)

渓流や源流釣りをメインに活動する人気YouTuberで、現在はアングラーズ公認釣り人「アングラーズマイスター」としても活躍中。アップする動画の中では、相棒のミツまる氏と共に本格的かつエクストリームなルアーフィッシングを展開。ジャクソンのテスターも務めている。

訪れたのは初心者から中級者向けの渓流。

この動画で訪れたのは初心者から中級者向けの渓流。この川は藪こぎなしで入渓することができる楽々なポイントだ。とはいえ足場となる岩には苔が生えていたり滑りやすいので、常に緊張感を持ちながら釣行を心がけることが大切だ。

美しい景色と耳に心地よい沢の音、渓流のや木々の匂いに包まれながら川を下っていく様子は、動画をみているだけでも楽しく、癒やされるのでぜひ視聴していただきたい。

目的のポイントへ到着し早速ルアーをキャスト、川の手前の方から探っていく。

使用するルアーは「アレキサンドラ AX-50HW(パームス)」でカラーは「追星アユ」をチョイス。小刻みにトゥイッチでアクションを加えながら探っていく。

パームス(Palms) ルアー アレキサンドラ 50HW 追星アユ AX-50HW

― 対岸に熊が出没!

川の手前から順にルアーをキャストして探っていると、対岸に熊が出没。どうやら水を飲みに来た様子で川岸に近づいてくる。

※熊の生活圏に入り込む場合は事前に十分な準備と注意が必要です。

「うわ、熊だ」「でけぇ」と思わず声が漏れ出す様子から、現場の緊張感がとても良く伝わってくる。幸いにしてこちらには気がついていないようなので、すかさず熊よけスプレーを準備する。備えあれば憂いなしだ。

【熊よけスプレーとは】

文字通り熊から身を守るためのスプレーで、主な成分は唐辛子の辛味成分であるカプサイシンを利用したものが多い。熊にむけて噴射することで熊の目や鼻を塞いだりすることで熊からの攻撃を抑える。熊が出没する可能性のある場所へ赴く際の必須装備だ。

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熊よけスプレーを用意していると、こちらに気がついたのか不明だが熊は逃げ出してしまった。

熊がこちらに気がついていない可能性もあるため、念のため笛も鳴らしておく。これにより熊へ人間の存在を認識させて、熊の接近を予防するためだ。人間の存在を察知した熊は逃げ出す傾向があるのだ。

しかし、笛の吹きすぎは熊を興奮させて逆効果になることもある。熊よけに笛を吹く際は使い方と注意点をしっかりと理解しておく必要がある。

コンパル 熊よけホイッスル ひも付

この日は熊よけ鈴を使用していなかった。熊よけ鈴とは、鈴の音によって熊へ人間の存在を知らせるものだ。何かあってからでは遅いので、入渓する際は必ず装備しよう。

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― 熊がいなくなったので釣り再開。

様々な生き物が暮らす渓流だけあって熊に遭遇してしまったが、できれば出会いたくないですね。引き返すのかと思いきや気を取り直して釣りを再開。上流へ足を進める。

ルアーをキャストし色々と探っているとカメラに熊が映り込む。しかし、釣りに夢中で気がついていない。

ルアーをチェンジしようとしたそのとき、微かに揺れる木のおかげでようやく熊の存在に気がついた。「うわー、また熊だ」と思わず声が漏れる。

どうやらまた熊はこちらに気がついていない様子なので、今のうちに熊よけスプレーを準備。万が一に備える。

すると熊はこちらに気がついたようで、山の方へ逃げていった。

気を取り直して釣りを再開、ルアーを再びキャストして誘っていると1匹のイワナがルアーに反応。アクションを続けていると追いかけてきたが、結局ヒットせず。

別のポイントにルアーをキャストしてみると、今度は岩の下からイワナが出てくる様子を発見。再びルアーをキャストし、岩に近いコースを通してみるとイワナがヒット! しかし、すぐにバラしてしまう。ここまで1匹も魚を釣っていないこともあり大きくショックを受ける。

また別のポイントに移動し、岩の近くでルアーをアクションさせていると、イワナが追いかけてくる様子を目視。再び同じコースをトレースしていくと、アクションに誘われたイワナがヒット! 無事にキャッチしたのは20cmほどのイワナ。

そして辺りが暗くなりはじめたので納竿し、帰路につく。熊に遭遇しないようしっかりと警戒しながら川を下るのだ。

今回紹介した動画はこちら

仕事帰りに訪れた渓流での釣行を記録したこちらの動画、まさかの熊に遭遇してしまう様子は画像では伝わりにくかったので、ぜひ動画を視聴していただきたい。


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