東証、午前終値は3万2846円 一進一退の展開

 週明け26日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は一進一退の展開となった。朝方は米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが長期化し、景気が悪化するとの警戒感から売り注文が先行した。その後は、割安感が出た銘柄を買い戻す動きが出て上昇に転じた。

 午前終値は前週末終値比64円70銭高の3万2846円24銭。東証株価指数(TOPIX)は3.60ポイント高の2268.33。

 平均株価は取引開始直後に大きく値下がりした。前週末の米国市場でハイテク関連株が下落した流れを受け、電機や半導体株の売りが目立った。23日終値からの下げ幅は一時300円を超えた。

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