大規模買収事件 石橋広島市議に罰金30万円など求刑 広島

河井克行元法務大臣から現金を受け取ったとして公職選挙法違反の罪に問われた広島市議の裁判で、検察は罰金30万円と5年間の公民権停止などを求めました。

広島市議の石橋竜史被告(51)は4年前の参議院選挙で、河井元法務大臣から妻の案里元議員を当選させるための報酬として現金30万円を受け取った罪に問われています。

26日の裁判で検察は「買収の趣旨が認められる資金と認識していた」などと指摘し、罰金30万円・追徴金30万円と5年間の公民権停止を求めました。

一方、弁護側は「現金は当選祝いとして受け取ったものであり、被買収の認識はなかった」などとしてあらためて無罪を主張しました。

判決は来月21日に言い渡される予定です。

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