髙田延彦、映画「大名倒産」舞台挨拶に登壇“鉄道トーク”で抜群のチームワークも披露!

6月23日(金)、丸の内ピカデリーにて映画「大名倒産」の公開初日舞台挨拶が行われ、キャストとして出演した髙田延彦が、主演の神木隆之介や杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、宮﨑あおい、佐藤浩市、そして前田哲監督と共に登壇した。

本作は、浅田次郎のノンストップ時代小説「大名倒産」を実写映画化した作品で、ひょんなことから越後丹生山藩の藩主となった青年・松平小四郎が主人公。藩が現在の価値で100億円もの借金を抱えていることを知った小四郎は、ピンチに見舞われながらも借金返済のため奮闘していくというストーリー。

髙田延彦は、松山ケンイチさん演じる松平新次郎の恋人・お初(おはつ)の父で、幕府の実力者・小池越中守(こいけ・えっちゅうのかみ)を演じた。
公開を迎え、髙田は「私なりにベストを尽くして一生懸命演じました。愉快︕痛快︕楽しい映画です」と挨拶した。

続いて、主人公・小四郎が庶⺠からいきなり藩主になる作中の設定にちなみ、「明日から全く別の職業に就くとしたら︖」というお題でそれぞれの憧れの職業を発表。神木隆之介が「車掌さん。電車好きなので電車に関わる仕事がしてみたい」と回答すると、松山ケンイチが「撮り鉄になりたいです」と即答。そこから、佐藤浩市が「車内のお弁当販売」、宮﨑あおいが「手書きの良さを普及する文房具のデザインをして、それを新幹線の中で売ります」と半ば強引に“電車縛り”が続いていく中、髙田は「この電車関連の職業の流れ切っちゃいけないんですか?」と前置きをしつつ、「これは妻にも言ってなかったんですけど…リニアモーターカーの運転士になりたい!」とまさかの職業を発表。会場一同の笑いを誘った。さらに髙田は「まさか、こういう場面で皆さんにお伝えできると思わなかった」と照れ笑いを浮かべた。

さらに、本作は主人公・小四郎がいきなり藩100億の借金を背負ってしまうストーリーだが、「反対にもし100億円が急に手に入ったらどうするか?」というお題について、神木隆之介が「家を買いたいですね」と素直に回答するも、松山ケンイチから「電車作るのかと思った」と電車縛りの再来を予期させるようなツッコミが。そんなフリに応えるように、髙田は「リニアのトンネル通しますよ、(100億円)寄付します」と期待通りの回答をし、キャスト一同から拍手喝采を得た。

最後には、神木隆之介の「鉄道のお話にお付き合い頂きありがとうございます(笑)! みなさんのお陰で初日を迎えることができました、こうやってこの映画を初日に観に来てくださるという選択をして下さったことがすごく嬉しいです。この作品を純粋に楽しんで、心がちょっとスッキリしていただければ嬉しいです」というコメントで舞台挨拶が締めくくられた。

映画「大名倒産」は全国337館で公開中。
キャストと共に抜群のチームワークも見せた髙田延彦の、俳優としての演技にも注目だ。

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