北日本や沖縄・奄美 高温に関する早期天候情報 農作物の管理・熱中症に注意を

北日本の気温(上・最高、下・最低)

 北日本は向こう2週間、暖かい空気に覆われやすいため気温の高い日が多く、北海道の日本海側・太平洋側、東北は6月30日(金)ごろまでと、7月4日(火)ごろからの5日間ほどは、かなり高くなる可能性がある。

沖縄、奄美の気温(上・最高、下・最低)

 奄美は向こう3日間程度は気温が低いが、その後は暖かい空気に覆われやすくなるため平年並みか高く、7月2日(日)ごろからの5日間ほどは、かなり高くなる可能性がある。また、沖縄の気温は向こう5日間程度は平年並みだが、その後は暖かい空気に覆われやすくなるため高い日が多く、7月2日(日)ごろからの5日間ほどは、かなり高くなる可能性がある。

早期天候情報(平均気温)

 以上のことから、気象庁は北日本や沖縄・奄美に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物や家畜の管理等に注意するよう呼びかけている。急激な気温上昇の際は、熱中症にかかりやすくなる。体調に配慮しつつ、気温上昇の前に汗をかく機会を増やすなど、暑さに慣れる取り組みを行うよう心がけたい。また、屋外での活動等では飲料水や日陰を十分に確保したりするなど、事前の熱中症対策を進め、健康管理等に注意する必要がある。

早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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