高校野球組み合わせ決まる 和歌山大会、7月11日開幕

組み合わせ抽選会でくじを引く串本古座の出水飛翔主将(和歌山市で)

 7月11日に和歌山市の紀三井寺球場で開幕する第105回全国高校野球選手権記念和歌山大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)の組み合わせ抽選会が24日、和歌山市手平2丁目の和歌山ビッグ愛であった。串本古座・新翔・有田中央・貴志川の4校連合チームを含めた39校、36チームの対戦相手が決まった。

 シードは、春季近畿県予選でベスト4の箕島、和歌山南陵、市和歌山、智弁和歌山。最初に4校の各主将がくじを引いてA~Dの四つのゾーンに振り分けられた。その後、残りのチームの主将がくじを引き、対戦相手が決まった。

 11日午後1時半からの開幕試合は、和歌山北―紀央館。準決勝の組み合わせは、準々決勝の勝利校が順次抽選して決める。

 優勝校は、8月6日に兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する全国高校野球選手権記念大会に出場する。

 Dゾーンに入った連合チームは、12日の1回戦で神島と対戦する。連合の出水飛翔主将(串本古座3年)は「お互いに全力でやり合える相手。Dゾーンは強いチームばかりで、わくわく感がある」と話した。

 南部は13日の2回戦でシードの箕島と対戦。南部の山﨑惇平主将(3年)は「シード校を倒すチャンス。全力で戦いたい」と意気込んだ。

2023年高校野球和歌山大会組み合わせ

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