チェルシーとトッテナムもオシムヘン争奪戦に? 現地記者が可能性を示唆

[写真:Getty Images]

ナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(24)の獲得を目指すチームが新たに2つほど出てくるかもしれないようだ。イタリア『TuttoNapolil.net』が伝えている。

今季はリーグ戦で26ゴールを決めて得点王にも輝き、ナポリを33年ぶりのセリエA制覇に導いたオシムへン。かねてからマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーといったクラブからの関心が囁かれていた。

その一方、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、オシムヘンの残留が既定路線だという見解を述べており、2025年6月までとなっている契約をもう2年延長することで基本合意に至ったとも主張している。

しかし、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの退団が決まり、フランス代表FWキリアン・ムバッペやブラジル代表FWネイマールの去就にも注目が集まるパリ・サンジェルマン(PSG)が、新たにオシムヘン獲得に乗り出しているようで、総額1億5000万ユーロ(約234億円)のオファーを準備しているとも報じられていた。

そして、イタリア『スカイ・スポーツ』の記者マッシモ・マリアネッラ氏によると、チェルシーがオシムヘン獲得を目指す可能性も出てきた模様。フロレンティーノ・ペレス会長が今夏の補強終了を宣言したと言われているレアル・マドリーに代わり、イングランド代表FWハリー・ケインの退団が危ぶまれるトッテナムもここに加わる可能性があるようだ。

「チェルシーもオシムヘン獲得のためにナポリに電話をかけようとしている」

「レアル・マドリー行きという1つの扉は閉ざされたようだが、ユナイテッドとPSGは依然としてストライカー獲得に最もオープンな2チームだ。そして、トッテナムも獲得のための枠が空くはずだ」

オシムヘンの移籍が実現すれば今夏のビッグディールとなること間違いなしだが、ナポリからの引き抜きに成功するチームは現れるのか。

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