カツデン、島根益田工場の生産能力2・5倍へ=九州などのスチール階段販売強化に向けて

カツデン(東京都台東区、坂田清茂社長)が室内用スチール階段の生産能力を大幅に増強する。

2年前に稼働させた島根益田工場(島根県益田市)に隣接する用地を取得し新たな工場建屋を増設、島根益田工場全体の生産能力を最終的に現状比2・5倍へ引き上げる。

新工場建屋は来月7月に着工、2024年4月に稼働の予定。〈画像〉は左から、新たな工場建屋(L型の建物)、5月開設のR&Dセンター、現行の工場建屋。生産能力増強は、九州を中心とした西日本エリアにおける今後の室内用スチール階段の販売強化に備える施策。島根益田工場における生産能力増強によって、東日本エリアの生産拠点・埼玉美里工場(埼玉県児玉郡美里町)と合わせた同社全体の室内用スチール階段生産能力は、最大で現状比1・9倍へ拡大する。

© 株式会社住宅産業新聞社