花火大会で砂浜への車いす観覧席 市議要望で設置を検証/千葉市

花火大会で砂浜への車いす観覧席 市議要望で設置を検証/千葉市

 千葉市は、この夏、開催する千葉市民花火大会「幕張ビーチ花火フェスタ2023」で砂浜に車いす用の観覧席を設置できるかどうか検証を行う方針です。

 約2万発の花火が打ち上がる幕張ビーチ花火フェスタは2023年8月5日(土)、千葉市美浜区の幕張海浜公園などを会場に開催される予定です。

 車いす用の観覧席は、会場全体で68席ありますが、安全上の理由から砂浜には設置されず、車いすを利用する市議会議員の男性が市議会の一般質問で「砂浜で花火を見るのが醍醐味」などと砂浜への観覧席の設置を市に要望していました。

 これを受け、市は、2023年の幕張ビーチ花火フェスタで車いすの利用者に協力してもらい砂浜に車いす用の観覧席を設置できるかどうか検証することにしました。

 夜間の移動や砂浜での走行など実際にやってみて、安全面の課題を洗い出したいとしています。

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