ジダン、自身のバースデーに様々なテーマについて語る

写真:R・マドリードに関連する複数の選手について語ったジダン氏 ©Getty Images

6月23日に誕生日を迎え、51歳になったジネディーヌ・ジダン氏がフランスのサッカー番組『テレフット』のインタビューに答え、様々なテーマについて語った。スペイン『マルカ』紙電子版や『アス』紙電子版など複数のメディアがその内容を伝えている。

ジダン氏はまず、自身の同胞であり、このほどレアル・マドリードからサウジアラビアのアル・イテハドに移籍したフランス代表FWカリム・ベンゼマ、そしてレアル・マドリードとの契約延長が目前となっているクロアチア代表MFルカ・モドリッチについて次のように賞賛した。

「私を(プレーへの興奮から)椅子から立ち上がらせてくれる選手がいるとしたら、それはカリム・ベンゼマだ。ルカ・モドリッチも同様だ。ボールを持った時、それを失いそうに見えるがそんなことはなく、いつもボールを奪い、難しい局面を切り開くことができる選手たちだ」

また、今夏レアル・マドリードに加入し、ジダン氏が現役時代に背負っていた5番を継承することが決まったイングランド代表MFジュード・ベリンガムについては「彼は重要度の高い選手だ」と語り、「レアル・マドリードでプレーする準備ができているだろう」と活躍に太鼓判を押した。

ジダン氏はおよそ2年間にわたって監督業から離れているが、「チームを率いるにはアドレナリンが必要で、今はそれが失われてしまっているけど、いつかまた満たされると思う。フットボールを愛した人間は、フットボールなしには生きられない」と語り、母国であるフランスのクラブを率いる可能性についても次のように言及した。

「何も否定することはない。自分が何を望み、何を望んでいないのかは分かっている。今、休んでいるのは、自分がそれを望んでいるからだ。間もなく指導者のキャリアを再開させる、と宣言できる日が来るといいね」

そして、ジダン氏は最後にフランス代表FWキリアン・エンバペについて語った。

「いつの日か、彼がバロンドールを獲得するよう願っている。たくさんのタイトルを獲得してほしい。それはフランス代表にとって、そして彼のクラブであるパリ・サンジェルマンにとって素晴らしいことだ。私は彼の大ファンだよ」

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