メッシがPSGサポーターとの関係悪化について言及

写真:PSGサポーターとの関係悪化について語ったメッシ ©Getty Images

パリ・サンジェルマンからアメリカMLSのインテル・マイアミに移籍したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがカタールのスポーツ局『ビーイン・スポーツ』のインタビューに応じた。その内容についてイギリス『BBC』が報じている。

メッシはPSGのサポーターとの関係について、「加入した当初は素晴らしいものだった」と語る一方、一部のサポーターとの間ではその可能性が変化していったことを明かした。

「でも、そのうち一部のサポーターが僕への扱いを変えるようになった。大多数のサポーターは加入当初と同じように僕を扱ってくれたけど、僕の意図しない形で多くのサポーターグループとの間に亀裂ができてしまった。エンバペやネイマールも同じようなことをされた。それが彼らのいつもの振る舞いだと僕は知っている」

また、メッシは2021年にバルセロナからPSGに移籍した際、プレシーズンに参加できなかったことやシーズン半ばに新型コロナウイルスに感染して1カ月ほど離脱したことなどにより「ピッチ内外でパリでの生活に順応するのが非常に難しかった」と回顧。

一方で2022-23シーズン開幕当初は「非常に居心地が良かった」そうだが、カタール・ワールドカップによる中断のせいで「多くの選手が影響を受けた」と感じたそうだ。

これまでに数々の記録を塗り替え、多くのタイトルを獲得してきたメッシは「これから達成すべきことは何もない。僕はすでにすべてを達成した」とコメント。「僕はすでに最も重要な目標を達成した。それはワールドカップでアルゼンチン代表を優勝に導くことだ。それは僕にとって最も重要なものだった。個人の賞やタイトルについて考えたことはないし、それらをチームのタイトルより重視したこともない」と続けた。

そして最後に「アルゼンチン代表での目標を達成し、個人レベル、チームレベルですべてを手に入れた。僕としては、この並外れたキャリアはすでに締めくくられたようなものだ」と語った。

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