八街飲酒事故から2年 警察官が児童見守り「気を付けて渡って」

八街飲酒事故から2年 警察官が児童見守り「気を付けて渡って」

 千葉県八街市で児童5人が飲酒運転のトラックにはねられ死傷した事故から6月28日で2年が経ちます。

 児童が交通事故に巻き込まれないようにと木更津市では26日登下校中の児童たちの見守り活動が行われました。

 木更津市岩根の交差点では26日、木更津警察署の警察官など6人が下校中の岩根小学校の児童たちを見守り、交通安全を呼びかけました。

 この交差点から南西に約1キロメートル離れた横断歩道では、2019年の4月に当時小学3年生の女の子が車にはねられて亡くなる事故が起きていて、警察官らが「気を付けて渡ってください」などと呼びかけると、児童たちは手をあげて左右を確認しながら交差点の横断歩道を渡っていきました。

 県警では26日から30日まで県内各所の小学校で見守り活動を行うことにしています。

 木更津警察署 佐川正和 交通課長
「子どもたちも元気に周りを見て横断していたので、非常に良かったと思う。通学路の安全対策・飲酒運転の対策を進めて、不幸な事故を無くそうということで努力していく」

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