三山ひろしが『らんまん』に登場、「けん玉の人」トレンド入り

土佐の酒屋「峰屋」の跡取りとして生まれた主人公・槙野万太郎が、やがて植物学の道に進み動乱の時代を生き抜く連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。6月26日放送の第61回には、演歌歌手の三山ひろしが呉服商の義兵衛役として登場した。

呉服商の浜村義兵衛(右、三山ひろし)と話すタキ(松坂慶子)(C)NHK

万太郎(神木隆之介)の植物標本が世界に認められたことを知り、早く寿恵子(浜辺美波)と祝言をあげ東京に戻るよう促す祖母・タキ(松坂慶子)。寿恵子の花嫁衣装を選ぶため、タキは呉服商「仙石屋」の義兵衛(三山ひろし)を呼ぶ。

義兵衛から思い出深い「仙石屋」のヤマザクラが病だと聞いた万太郎は、植物学の道に進んだ身としてなんとか木を救いたいと願う。一方、万太郎の姉・綾(佐久間由衣)は、土佐中の酒屋で組合を作ることを考えていたのだった。

先代から峰屋と付き合いがある呉服商・仙石屋の義兵衛役として、演歌歌手の三山ひろしが登場した今回の放送。

三山の自然な演技に、SNSでは「三山ひろしさん、演技うまー」「土佐言葉がうまいなーと思ったら高知の人なんだ」「三山ひろし演技も役柄も馴染んでて普通に俳優さんだと思ったw」など驚きの声が相次いだ。

また、三山の特技であり、同局の『NHK紅白歌合戦』でも度々その腕前を披露してきた「けん玉」を連想した人も多く、ツイッターのトレンドには「三山ひろし」とともに「けん玉の人」という関連ワードも入っていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。6月27日放送の第62回では、ヤマザクラの治療に集中する万太郎が、寿恵子に冷たくあたってしまう。

文/つちだ四郎

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