バルセロナ、ギュンドアン獲得を正式発表

写真:バルセロナ加入が発表されたギュンドアン ©Getty Images

バルセロナは6月26日、マンチェスター・シティからドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンを獲得したことをクラブ公式サイト等で発表した。

ギュンドアンはマンチェスター・シティとの契約が満了となるため移籍金は発生せず、フリートランスファーとなる。バルセロナとの契約は2025年6月30日までの2年間で、1年間の延長オプションが付帯されている。また、契約解除金は4億ユーロ(約623億3170万円)に設定された。

年俸の額は明らかにされていないが、スペイン『アス』紙電子版は「1000万ユーロ(約15億5890万円)を受け取る」としている。

『アス』紙電子版によると、ギュンドアンは以前からバルセロナ移籍を熱望していた。今夏にフリートランスファーになることもあり、アーセナルやサウジアラアビアのクラブからも獲得の打診があったようで、またマンチェスター・シティもバルセロナの提示額よりもはるかに優れた条件での契約更新を打診していたという。

しかし、ギュンドアンはそのすべてを断り、バルセロナ移籍を選んだ。6月21日までにはドイツのミュンヘン市内でメディカルチェックを済ませており、移籍の正式発表を待つばかりとなっていた。

バルセロナでは元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツが契約満了に伴って退団していたが、シャビ監督はギュンドアンの確保によって彼の代役を手に入れたことになる。

また、バルセロナ公式サイトはギュンドアンについて「ジョゼップ・グアルディオラ監督の指示によってパーフェクトなセントラルMFに変貌を遂げ、得点能力を最大限まで高めた」と紹介。

2016年夏にドルトムントからマンチェスター・シティに加入して以来、公式戦通算で60ゴールを挙げているが、これがベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)の80ゴール、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)の64ゴールに次いでの3位タイ(もう1人はイングランド代表MFフィル・フォーデン/マンチェスター・シティ)であることを紹介している。

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