大河ドラマ「どうする家康」第25回・はるかに遠い夢

江戸幕府初代将軍・徳川家康の生涯を松本潤主演で描く大河ドラマ『どうする家康』(NHK)。「はるかに遠い夢」と題する第25回(7月2日放送)では、計画が暴かれ決死の行動に出る瀬名と信康を救うため家康が奔走する。

家康に抱きしめられる瀬名(有村架純)(C)NHK

妻・瀬名(有村架純)と息子・信康(細田佳央太)が不穏な動きをしている、と家康(松本潤)が知った前回(6月25日放送)。武田方をはじめ多くの者が築山を訪ねており、これが信長に伝われば家康は命より大事な妻子を失うことになる。

苦悶の末、家臣の数正(松重豊)らと共に築山へと踏み込んだ家康。だが、家康が来るのを待ち構えていた瀬名は、国と息子を救うため内々に進めていた途方もない計画を明かすのだった。

第25回では、瀬名と信康の計画が武田勝頼(眞栄田郷敦)の手で暴かれ、それはやがて信長の知るところとなってしまう。2人の始末をつけなければ織田と戦になるが、それでも家康は信長の目を欺き、妻子を逃がそうと決意する。

しかし瀬名は、信康の妻・五徳(久保史緒里)に、信長に宛てた「姑は悪女だ」と訴える手紙を書かせ、全ての責任を負おうとする。そして、岡崎城を出た信康もまた、逃げ延びることを良しとせず・・・。

『どうする家康』は、NHK総合で日曜・夜8時から、BSプレミアムは夕方6時から、BS4Kでは昼12時15分からの放送。

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