ジュンテクノサービス、新産業用水中ドローン「FIFISH E-GO」初展示[Japan Drone 2023]

ジュンテクノサービスは、新技術情報システムNETISに登録(KTK-210002)のあるQYSEA社製の産業用水中ドローンを活用した、包括的な水中調査サービスを提供している。

新世代産業用水中ドローン「QYSEA FIFISH E-GO」

QYSEA社は、新世代産業用水中ドローン「FIFISH E-GO」を発表した。FIFISHシリーズより2機種目のバッテリー交換式モデル。過去には中型タイプのFIFISHプロシリーズとなるFIFISH W6が既に一般リリースされているが、FIFISH E-GOは、小型タイプで機動性も高い水中ドローンとなっている。

FIFISH E-GOの主な特徴

AI(ビジョンロック&鮮明化)

AIによる機能で、画面上のターゲットを識別し、ロックしたターゲットとの距離を自動的に保ちながらホバリングする。AI学習アルゴリズムを利用して、浮遊物やプランクトン、濁りなどをAIで認識し、画像から取り除くことで、画像の鮮明化を実現。

ホットスワップ対応の交換式デュアルバッテリー

E-GOは、2個の交換可能なバッテリーを搭載している。メーカー特許出願済みのバッテリーシステムは、ホットスワップに対応しており、電源を切ることなく素早くバッテリーを交換可能。これにより、作業現場の効率性が向上する。さらにバッテリーコネクター部分は独自の防水処理と防食処理が施されており、安全かつ迅速なバッテリー交換を実現しているという。

改良版拡張インターフェース搭載

新たに改良されたクイックリリース構造により、数秒でオプションパーツを取り付けることができ、作業効率が大幅に向上している。また、コンパクトなサイズを保ちながら、デュアルインターフェースを搭載。これにより現場のニーズに合わせて2つのオプションパーツを同時に搭載できたという。

バッテリークイックチャージシステム

バッテリークイックチャージシステム(オプションのバッテリーステーション)であるQ-Energy Stationは、E-GOのバッテリーを素早く充電できる。長時間の水中作業において稼働時間の不安を解消できるとしている。

MicroSDカード取り外し可能

記録メディアは取り外し可能なMicroSDカードのため、空き容量が少なくなった際もすぐに交換できる。128GBを標準搭載しており、最大256GBまで対応。

様々なオプションパーツに対応

用途に合わせて、以下のような取り付け可能な様々なオプションパーツがある。

  • 2Dイメージングソナー
  • ウォーターサンプラー(500ml)
  • マッドサンプラー
  • カラビナ
  • ネットパッチキット
  • Q-CAMERA
  • アクションカメラマウント
  • QPS
  • 水質センサー
  • ARスケーラー
  • 除去アーム
  • ロボットアーム

FIFISH E-GOの製品仕様

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