アーセナルはオランダ代表DFユリエン・ティンバー(22)を獲得するため、2度目のオファーをアヤックスに提示したようだ。
ミケル・アルテタ監督のもと、マンチェスター・シティとシーズン終盤までリーグ優勝争いを繰り広げた今季のアーセナル。久々のチャンピオンズリーグ(CL)出場に備え、今夏はウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスやチェルシーのドイツ代表MFカイ・ハヴァーツといった選手の獲得に動いている他、アヤックスと2025年まで契約を結んでいるティンバーにも目をつけている。
すでにアーセナルはティンバー獲得に向け交渉を進めており、アヤックスに対して3000万ポンド(約54億6000万円)のオファーを提示。しかし、アヤックスは5000万ポンド(約91億円)程度での売却を望んでいるようで、これを拒否されたことが報じられていた。
その一方、欧州の移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ティンバーとは個人的な条件面ですでに合意に至っており、契約期間は5年となる見込み。ティンバーはアーセナルのプロジェクトとても気に入っているようで、加入を望んでいる状況とのこと。
また、アーセナルは今週中にティンバーとの契約を成立させたいと考えている模様。4500万ユーロ〜4800万ユーロ(約70億3000万円〜74億9000万円)ほどとなる2度目のオファーをすでにアヤックスに提示したという。
イギリス『フットボール・ロンドン』によると、アーセナルは大体今回のオファー額と重なる4000万ポンド(約72億7000万円)前後を妥協点にしたいと考えているようだが、果たしてアヤックスはどのような反応を見せるのか。
