J2モンテディオ山形のホームスタジアムのNDソフトスタジアム山形に、選手プロデュースのブレンドコーヒーが今シーズンから販売されている。
3種類のブレンドコーヒーはサポーターから人気を博しており、筆者も実際に購入して山形注目のコーヒーを味わった。
山形自慢のブレンドコーヒーの味わいやフレーバーを紹介する。
行列ができるほどの人気
試合開催日のNDソフトスタジアム前の広場はブルーキッチンと呼ばれており、多くの屋台が様々なスタジアムグルメを販売している。
屋台が並ぶ一角に東北萬国社が出店する青い三角屋根のブースにコーヒーが販売されている。
東北萬国社は今年から山形とパートナー契約を締結。
スポンサーとしてチームに協力できることを考え、今回の選手プロデュースのブレンドコーヒーの販売を決めた。
選手が選びに選んだブレンド
山形のコーヒー好きのFW藤本佳希、MF南秀仁、DF野田裕喜の3選手が参加。
左から南、藤本、野田
今年の1月10日の試飲会では決まらず、チームのキャンプ地へ移動後に選手たちはサンプリングを試飲するなど選考を重ねた。
風味の異なるコーヒーと焙煎度合いの異なるコーヒーを組み合わせて、選手プロデュースのブレンドが誕生した。
商品は「No.11藤本佳希選手」、「No.18南秀仁選手」、「No.5野田裕喜選手」の三種類で、選手の特徴とマッチするような味わいとなっている。
No.5野田裕喜選手は「溢れ出る力強さ!!」のキャッチの通り、キレのあるコクと、冴えわたる苦みが利いたビターな味わいだ。
No.18南秀仁選手は「抜群の安定感!!」とうたうように、味や風味などバランスがとれている。南の優れたテクニックをイメージして、セクシーな味わいと表現している。
No.11藤本佳希選手は「天性の卓越したコーヒースキル!!」とキャッチコピーがひと際目立つ。軽やかな香りと豊かな酸味が特徴的だという。
コーヒーを通じてチームを応援
東北萬国社の木村陽大課長は「ファンの皆さんと一緒にチームを応援していきたいです」と話した。
昨季J1昇格を逃したチームに、東北萬国社はコーヒーを通じた応援を考えてブレンドコーヒーの販売に至った。
実際に筆者はNo.18南秀仁選手を購入。飲んでみると調度いい酸味と苦みに、芳醇な香りを楽しむことができた。しっかりとした味わいのアイスコーヒーなので、夏の水分補給にはお勧めだ。
価格は700円(税込)で、電子マネーやクレジットカードなどで購入できる(現金支払いは対応していない)。
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また自宅で楽しめるモンテディオイージーブレンド50g(約25杯分)も700円(税込)で購入できる。3種類販売しているので、是非スタジアムへ足を運んだ際はコーヒーを通じてモンテを応援しよう。