U-17日本代表、W杯出場が決定!エース道脇豊の決勝弾などでオーストラリアを撃破(全ゴール動画あり)

26日、AFC U17アジアカップの準々決勝が行われ、日本がオーストラリアに3-1で勝利。今年11月にインドネシアで開催されるU-17ワールドカップ出場を決めた。

中2日の日本に対してオーストラリアは中3日。ただ、日本はグループステージ最終節のインド戦(8-4勝利)でターンオーバーを実施しており、比較的フレッシュな状態で試合に臨んだ。

試合は開始早々に動く。10分、右サイドバック柴田翔太郎(川崎フロンターレU-18)のロングスローを相手DFが処理できず、隙を狙っていた名和田我空(神村学園高)が押し込み、日本が先制。

さらに23分、ロングボールから左サイドの吉永夢希が抜け出し、ゴール前に送ったボールをエースストライカーの道脇豊(ロアッソ熊本)が鮮やかに決めた。

道脇はこれが今大会3ゴール目となった。

相手のオーストラリアは、ネストリー・イランクンダが今大会最注目のタレントの一人。日本の選手たちからも警戒する声が聞こえていたが、センターバックの本多康太郎(湘南ベルマーレU-18)と永野修都(FC東京U-18)を中心に冷静に対応し、前半オーストラリアをシュート0に抑えた。

オーストラリアは後半から2人を入れ替え、前半うまくいかなかった立ち位置も変更。前半とは違うゲーム展開を作り出す。

迎えた62分、日本のセンターバックの対応が中途半端となり、裏へこぼれたボールをイランクンダ。猛烈なスピードで追いつくと小杉啓太(湘南ベルマーレU-18)と競りながら冷静にコースへ流し込み、オーストラリアが1点を返す。

1点差としたオーストラリアは勢いを持って攻め続けたが日本がしのぐと、74分、佐藤龍之介(FC東京U-18)の完璧なスルーパスから途中出場の高岡伶颯(日章学園高)。

今大会ここまでなかなかチャンスで決められなかった男が貴重な追加点をあげてみせた。

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たくましい日本の選手たちはその後もオーストラリアの攻めを耐え抜き、見事にワールドカップへの切符を掴んでいる。

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