栃木市内で激しい雨 3棟が床下浸水、道路冠水も

大雨で冠水した栃木市中心部の道路=26日午後7時15分、栃木市祝町

 栃木県内は26日夕方から夜にかけて、大気の状態が不安定となり、局地的に激しい雨が降った。栃木市には大雨警報(浸水害)が発表され、床下浸水や道路冠水の被害が発生した。

 宇都宮地方気象台によると、栃木の午後7時10分までの1時間降水量は38.5ミリで、6月の観測史上最大を更新した。

 栃木市消防本部によると、同市薗部町1丁目で建物の床下浸水が3棟あった。同市吹上町では市道アンダーが冠水し、一時通行止めとなった。同市箱森町の県道交差点では車が冠水により故障し立ち往生した。

 同市入舟町の巴波川(倭橋観測所)では一時、氾濫警戒水位を上回り、県が警戒情報を出した。

大雨で冠水した栃木市中心部の道路=26日午後7時15分、栃木市祝町
大雨で冠水した栃木市中心部の道路=26日午後7時15分、栃木市祝町

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