約23mの木が頭部を直撃 チェーンソーで伐採中の作業員男性(49)死亡 5年前の西日本豪雨災害受け砂防ダムの建設現場 広島

26日午後、広島県竹原市の砂防ダムの建設工事現場で、およそ23mの木をチェーンソーで伐採していた男性(49)が、倒れた木の下敷きになる事故がありました。男性は病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました

事故があったのは、竹原市小梨町の砂防ダムの建設工事現場です。

警察などによりますと、26日午後4時前、竹原市本町1丁目の和泉基成さん(49)が木を伐採していたところ、倒れた木が和泉さんの頭部に直撃しました。

和泉さんは木の下敷きになり意識不明の状態で病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されたということです。

現場は5年前に発生した西日本豪雨災害を受けて、県が発注した砂防ダムの工事現場です。事故当時、和泉さんは他の複数の作業員たちとともにおよそ23mの樹木をチェーンソーで伐採していて、切込みを入れた木が何らかの原因で縦に割れ、倒れたとみられています。

警察が当時の現場の状況など、事故のいきさつを調べています。

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