「心地よい朝」を過ごすための工夫。前日の“ちょこっと準備”のすすめ

朝を楽しむ「朝美人アンバサダー」のみなさんに、朝時間にまつわるお話を届けていただく連載です!

おはようございます。朝美人アンバサダーのコトハ(@___kotoha)です。今回はわたしの「心地よい朝を過ごすための工夫」をご紹介します。

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心地よい朝を迎えるために、前日のちょこっとした準備が翌朝、思いのほか気分を軽くしてくれます。時間と気持ちに余白が生まれ、いつもの日常化した景色もまた違って見えてきます。

この“ちょこっと”がキーポイントのようで、これが“がっつり”になってしまうと、結局、前日のうちに疲れ果ててしまって、翌日心地よい朝を迎えるどころかコンディションが乱れた状態でのスタートとなり本末転倒です。

前日の準備だからこそ生まれる余裕

たとえ準備の内容が同じだとしても、前日か当日かという取り掛かる時間帯が変わるだけでも大きな変化が。

前日に取り掛かれば、とにかく今すぐではないので気持ちに余裕があります。

そのためひとつできると「あ!あれもついでにしておこうかな」と、+αのことに気が付けたり、それもついでにやっておこうかなという気持ちが無理なく生まれ、その場の自然な流れで落ち着いて臨機応変に行動に移せることがあります。

しかし、これが当日の朝となると、とにかく時間に間に合わせなければならないのでそのことにしか意識がいきません。時間に追われているせいもあり気持ちに余裕がなく、焦りやイライラなんていう余計なおまけまでついてくることが。誰も何も悪くないのに一人勝手にイライラ、そんな自分にまたイライラ…。

そんな負のスパイラルに陥ってしまわないように、ささやかな「ちょこっと準備」を設けることで、それを回避できることに気付いたのはもう随分と大人になってからのことです(笑)。

ちょこっと準備、どんなことをするの?

お弁当のおかずの一品をこしらえておいたり、小学生の頃の時間割りの準備じゃないけれど、仕事のカバンの中を前日にすこし確認しておくだけでも、当日うっかり忘れ物!なんてことからも逃れられる。

このちょこっと準備が重なると、翌朝には時間の余白と心のゆとりに繋がるが故に、朝食をゆっくり食べたり、コーヒーをのんびり淹れたり、庭の季節の植物にじっくり目を配ることができたり…。

今となってはこの時間を味わいたいから、前日にすこしがんばる、ということを覚えたのかもしれません。

何事も準備や心づもりをしておくことで、いざという時に焦ることなく冷静に対応することができる。

心地よい朝を迎えるために、そんなことをささやかながらも意識して、そしてご褒美のように生まれる“時間の余白と心のゆとり”がその日一日の活力となりますように。

【プロフィール】 コトハさん(会社員)

奈良でのんびり暮らしております。食べること、料理、お菓子作りが好きです。
■Instagram: @___kotoha

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