工藤阿須加「飲む輸血」とも言われるスゴい野菜を8カ月かけて栽培し収穫

俳優の工藤阿須加が26日放送の『有吉ゼミ2時間SP』に出演。東京農業大学時代からの夢『巨大農園』を作る企画『工藤阿須加 楽しい農園生活』で、“究極のビーツ”栽培に初挑戦した。

2年間で育てた野菜は30種類以上という工藤が、どうしても作りたかった野菜“ビーツ”。工藤が「飲む輸血とも言われてるくらい、鉄分だったり、ミネラルだったり、いろんな成分が豊富なんですよ。スーパーフードですね」とイチオシするも、お笑い芸人・とにかく明るい安村は「美味しいイメージがないんだよね」とマイナスな印象。それでも工藤は自信たっぷりに「ビーツは美味いっす。(印象)変えますよ、僕が」と宣言し、甘くて栄養価の高い“究極のビーツ”栽培への挑戦が始まった。

昨年9月に種まきし、その1か月後には約1200株が無事発芽。順調に葉を伸ばし始めた様子を見て、工藤は「素敵です」と感嘆。しかし冷えが近づき、地中海由来のビーツにとって怖いタイミングとなることが伝えられると、寒さに負けないように、工藤農園特製の牡蠣(かき)殻を使った天然肥料を散布。

ミネラル豊富な牡蠣殻パワーで寒さに負けず成長を続けたが、冬真っただ中の12月。収穫時期のビーツにまさかの事態が。土から引き抜くと、細い根しかなく、実が成長していない。生育初期の雨不足によるものと予測され、険しい表情を見せた工藤は「はぁ…やばい」と一言。寒さに耐えきれず霜焼けを起こしている葉っぱを見て、諦めの空気が流れる中、工藤は「1つでも、なんなら2つ3つ、1人1つくらい採れたらいいですよね!」と吹っ切った様子で、“やれることをやろう”と決断。

ビーツを越冬させるため、保温効果の高いビニールのトンネルで寒さ対策。「これで少しでも育ってくれたら」と期待を寄せ、迎えた4月。そこには冬を乗り越え復活したビーツが。葉も実もまさかの成長を見せ、喜びの声が上がる中、収穫したてのビーツを生試食すると、「美味しい! 甘さが後からやってくる」と驚きの声を上げた安村。工藤も「野菜の生命力。自然のすごさっていうのを、そこを1つまた新たに学ばせてもらった。これが1番の収穫ですね」と、笑顔を見せた。

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写真提供:(C)日テレ

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