五輪組織委のメンバーを公募 札幌市、大会運営見直し原案

札幌市役所

 2030年の冬季五輪・パラリンピックの招致を目指す札幌市が、東京大会を巡る汚職、談合事件を受けて策定を進める大会運営の見直し案原案の概要が27日、関係者への取材で分かった。大会組織委員会理事会のメンバーの一部を公募で選考し、外部有識者を含む委員会がスポンサー選定の妥当性を確認できるようにすることなどが柱。

 特定の理事が持っていた大きな影響力や広告会社への過度な依存が東京大会の不正の温床になったとされていることを受けた措置。市は28日の有識者らによる会合で原案の概要を示す考えだ。

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