サイクル安打のデラクルーズと4ホーマーのロバートJr.が週間MVP受賞

日本時間6月27日、メジャーリーグ機構は2023年レギュラーシーズン13週目の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)、ナショナル・リーグはエリー・デラクルーズ(レッズ)が選出された。デビューから3週目にして週間MVP獲得と鮮烈な活躍を見せているルーキーのデラクルーズは、同じくルーキーのマット・マクレーン以来チーム今季3人目の受賞者に。一方のロバートJr.も週間MVP初受賞で、ホワイトソックスの選手としては2022年8月のジョニー・クエト(現マーリンズ)以来の選出となった。

21歳のデラクルーズは、6試合に出場して打率.440(25打数11安打)、2本塁打、5打点、出塁率.462、長打率.880、OPS1.342の数字をマーク。日本時間6月20日から行われたロッキーズ3連戦で12打数6安打の活躍を見せると、同24日に行われたブレーブス戦ではレッズ史上7人目となるサイクル安打を放ち、チームに勝利を呼び込むなど12連勝に大きく貢献した。デビューから15試合で20安打、5盗塁、3本塁打以上を達成したのは、1900年以降デラクルーズが唯一と、大物ルーキーが期待以上のパフォーマンスを披露している。

一方現在25歳のロバートJr.は、6試合で打率.444(18打数8安打)、4本塁打、5打点、出塁率.524、長打率1.111、OPS1.635で本塁打、出塁率、長打率、OPSはリーグトップとこちらも見事な活躍。日本時間26日のレッドソックス戦では3安打2ホーマー3打点の大暴れでカード勝ち越しに大きく貢献した。ロバートJr.は今季すでにキャリアハイを越える21本塁打を放つなど、飛躍のシーズンを過ごしている。

The post サイクル安打のデラクルーズと4ホーマーのロバートJr.が週間MVP受賞 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.