『地獄の黙示録』の名脇役死去、86歳 コッポラ作品に3作出演、テレビでも活躍

米俳優フレデリック・フォレストさんが死去した。86歳だった。ベトナム戦争を描いたフランシス・フォード・コッポラ監督の1979年作『地獄の黙示録』のシェフ役などで知られるフレデリックが、23日カリフォルニア州サンタモニカの自宅で息を引き取ったという。

ハリウッド・リポーターによると、フレデリックは長年病気を患っていたそうだが、死因については明らかにされていない。

フレデリックの訃報を受け、故人がアカデミー賞にノミネートされた『ローズ』で共演したベット・ミドラーが追悼の言葉をツイッターに投稿している。「偉大で愛されていたフレデリック・フォレストが亡くなった。過去数カ月にわたりサポートしてくれた彼のファンや友人全てに感謝する。彼は驚くべき俳優で、素晴らしい人間だった。そして私の人生で彼に出会えたことは幸運だった」

1936年12月23日に米テキサス州で生れたフレデリックは、『地獄の黙示録』のほか、『カンバセーション…盗聴』『ワン・フロム・ザ・ハート』『タッカー』とコッポラ3作品に出演、最後の映画は2006年の『オール・ザ・キングスメン』となっていた。またフレデリックはテレビの世界でも活躍、『21ジャンプストリート』や『モンタナへの夢』などに出演した。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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