広島の “ローカル広告” を紹介 県立美術館で企画展

昨年度、広島で制作された広告の作品展が27日、広島県立美術館で始まりました。

作品展は「広島広告協会」が毎年、開いています。会場にはことし3月までの1年間に県内で制作し発表されたテレビ・ラジオのCMや新聞広告など120作品が展示・上映されています。

テレビCMの金賞は「藤娘」の五月人形シリーズです。人形の活き活きとした世界観が評価されました。

新聞・雑誌広告部門では去年、創業100周年を迎えた「オタフク」が金賞です。”次の百年も「幸せを売れたらええねぇ」” がタイトルになっています。

また、新井監督が就任したカープを応援する広告や、逆にカープの選手が芸備線を応援する広告なども目を引いていました。

広島広告協会 増田泉子 理事長
「広島に価値を置いて企業・商品をPRしていきたいという表現の形態が質も高くなっている印象を受ける」

作品展は、来月2日まで県立美術館で開かれています。

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