松山英樹が3連戦で2年ぶりデトロイトへ 小平智は5月以来のPGAツアー

2年ぶりの大会出場となる松山英樹 ※撮影は2023年「全米オープン」(撮影/中野義昌)

◇米国男子◇ロケットモーゲージクラシック 事前情報◇デトロイトGC(ミシガン州)◇7370yd(パー72)

2019年に始まった、住宅ローン貸付ブランドのロケットモーゲージが冠スポンサーを務める大会が29日(木)に開幕する。

名匠ドナルド・ロス設計のコースはツアーでも特にアップダウンが少ない一方、フェアウェイの微妙なアンジュレーションが特徴。前年はトニー・フィナウが2位に5打差をつける圧勝で2週連続Vを飾った。昨年11月「ヒューストンオープン」、4月「メキシコオープン」と今季2勝を挙げ、世界ランキング14位はマックス・ホマ(9位)に次いでフィールド2番目。自身初の大会連覇に挑む。

大会初出場のジャスティン・トーマスは、ここまでフェデックスカップポイントレース66位。今季から70位までに変更されたプレーオフシリーズ進出が気になるポジションに甘んじている。3月以来のトップ10入りを果たした前週「トラベラーズ選手権」に続き、上位を狙う。

2年ぶりの参戦となる松山英樹もポイントを稼いでいきたい立場にある。プレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」に進めるライン目前の52位。「トラベラーズ選手権」は初日68位から徐々に順位を上げて13位でフィニッシュした。今季2度目の3連戦でさらなる結果を求めていく。小平智は5月「AT&Tバイロン・ネルソン」以来7週ぶりの主戦場だ。

コースは25日(日)に暴風雨に見舞われものの、幸い人的被害や建物の損傷はなかったという。翌26日から倒れた木の撤去作業などが急ピッチで進められ、予定通りの開幕に備える。

<主な出場予定選手>
トニー・フィナウ、キーガン・ブラッドリー、リッキー・ファウラー、マックス・ホマ、イム・ソンジェ、トム・キム、小平智、松山英樹、コリン・モリカワ、ジャスティン・トーマス

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