警察などによりますと、27日午後1時ごろ、愛媛県松山市米野町の国道317号・水ヶ峠トンネル内で、今治市方面からきた軽乗用車と、対向してきた乗用車が正面衝突する事故がありました。
この事故で、双方の車に乗っていた計3人が救急搬送され、このうち軽乗用車を運転していた松山市鷹子町の塗装業・大野成人さん(54)が、約1時間後に死亡しました。
乗用車に乗っていた70代の男女2人は、腰の骨を折るなどのケガをしました。
警察は、軽乗用車が車線をはみ出した可能性があるとみて調べています。
水ヶ峠トンネルは全長2804メートル、片側1車線の追い越し禁止となっていて、事故は松山側入り口から250メートル付近のゆるやかなカーブで発生したということです。
また、この事故の影響で、現場周辺は約3時間にわたり通行止めとなりました。