ボルシアMGが逸材CBキアロディアを確保へ! ブレーメンの最年少出場記録を次々に更新

[写真:Getty Images]

ボルシアMGがブレーメンのU-19イタリア代表DFファビオ・キアロディア(18)の獲得に成功したようだ。

イタリア人の両親の下、ドイツのオルデンブルクで生まれ育ったキアロディアは、2014年にブレーメンの下部組織に加入。10代前半から早くも頭角を現すと、2021年10月にプロ契約を締結した。

その後、2021年12月にリザーブチームにあたるブレーメンIIでクラブ史上最年少(16歳と6カ月5日)でのプロデビューを飾ると、昨年10月に行われたDFBポカールのパーダーボルン戦でファーストチームデビュー、同月のフライブルク戦では同じくクラブ最年少となる17歳4カ月17日でのブンデスリーガデビューも飾った。

代表チームはドイツではなく両親の母国であるイタリアを選択しているキアロディアは、186cmの左利きのセンターバック。左サイドバックでもプレー可能なスピードと球際の強さを特長としており、若さに似つかわしくないプレーリードを含め守備者としての能力が高く評価される。加えて、現代のセンターバックに求められる攻撃への関与に関しても、正確な左足のフィードなど高いスペックを誇る。

そんな逸材に関してはドルトムントを中心とする国内クラブ、ルーツがあるイタリアやプレミアリーグからの関心も伝えられていた。

しかし、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、キアロディアの新天地はボルシアMGになるという。

若手の起用に積極的なジェラルド・セオアネ新監督の下では、いきなりの主力定着の可能性も十分にありそうだ。

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