アクリル板を生徒がリメイク 会議用ネームプレートに

札幌のプラスチック加工会社と高等支援学校が協力し、学校で使わなくなった飛沫防止のアクリル板を生徒がリメイクする実習が行われました。札幌・西区の「アイドウ」は、新型コロナ対策として使われ不要になったアクリル板を、書類立てなどに再加工するサービスを行っています。実習では、「札幌みなみの杜高等支援学校」の1年生4人がアイドウを訪れ、学校のカフェで使っていたアクリル板を、校内の会議用のネームプレートなどにリメイクする作業を体験しました。

吉岡さん1年生「コツをつかんで一つ一つ丁寧に作れてよかったなと思いました」

道下さん1年生「初めて作って工房ってこんなに楽しいんだなと思った。(学校の)皆さんに使ってもらえるとうれしいです」

学校は、企業の現場でものづくりを学ぶことで、卒業後の進路選択に生かしてほしいと期待します。

陰山先生「卒業したら就労を目指している生徒たちなので、こういう手作業が自分に向いているか苦手か、好きか嫌いかしっかり感じてほしい」

アイドウ 金田社長「ものづくりする人が減ってきているので、ものづくり楽しいなって人が増えてくれたら(うれしい)」

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