【速報】女性職員に暴行 長生村議長が議長辞職届 車に同乗の副議長も

東間永次議長

 公用車内で長生村職員の20代女性に暴行を加えけがを負わせたとして、傷害罪で罰金刑を受けた同村議会の東間永次議長(77)が、議長職の辞職願を提出したことが27日、同村議会事務局への取材で分かった。事件当時、公用車に同乗していた木嶋晴一副議長(72)も副議長職の辞職願を提出した。30日の本会議で審議される予定。

 議会事務局によると、2人は26日夕に議長職と副議長職の辞職願を同事務局にそれぞれ提出した。

 同村議会は、東間議長と木嶋副議長に対する議員辞職勧告決議を可決していた。

 東間議長は4月7日深夜、一宮町内を走行中の公用車内で、運転していた女性の左腕を殴るなどの暴行を加え、全治約2週間の軽傷を負わせた傷害容疑で5月16日に逮捕された。千葉区検は今月5日、傷害罪で東間議長を略式起訴し、千葉簡裁は同日、罰金20万円の略式命令を出した。東間議長は即日納付した。

木嶋晴一副議長

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