トッテナム、マディソン獲得に向け73億円のオファーを今週中に提出か

[写真:Getty Images]

トッテナムがレスター・シティのイングランド代表MFジェームズ・マディソン(26)獲得に向け、動き出すようだ。イギリス『デイリー・テレグラフ』が報じている。

2018年夏にレスターへと移籍して以来、攻撃における中心選手として活躍を続けてきたマディソン。今季も公式戦32試合10ゴール9アシストという成績を残したが、チームはプレミアリーグを18位で終え、チャンピオンシップ(イングランド2部)へと降格。

そういったなか、フォクシーズとの契約も残り1年となったマディソンに対し、トッテナムやニューカッスルが関心を示していると報じられてきた。

今回の報道によると、マディソン売却に最大6000万ポンド(約109億8000万円)を要求するレスターに対して、トッテナムは今週中の交渉成立を目指して4000万ポンド(約73億2000万円)のオファーを準備しているという。

また、前述の要求額の差を埋める上では、いくつかのアドオンの設定やさらなる分割での追加支払いという妥協案を考えているようだ。

一方、同じくマディソン獲得を狙うニューカッスルは、ミランのイタリア代表MFサンドロ・トナーリの獲得に迫っている。そのため、現時点でマディソンへの興味はやや薄れているようだ。

そういった事情もあり、トッテナムはニューカッスルが再び関心を強める前に、個人間では移籍に前向きとされるマディソンの交渉を素早く完了させたい考えだという。

来季はアンジェ・ポステコグルー新体制で臨むことになるトッテナムだが、まずは今夏の移籍市場でうまく立ち回ることができるのか注目となる。

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