自民、立憲民主両党は27日、マイナンバー問題に関する衆院の閉会中審査を来月5日に開く日程で合意した。今月29日に地域活性化・こども政策・デジタル社会形成特別委員会の理事懇談会を開催し、正式決定する。現行の健康保険証を来年秋に廃止してマイナカードに一本化する政府方針や、政府が新設した情報総点検本部の対応策がテーマとなる。
河野太郎デジタル相らが出席。総点検本部で対策強化や再発防止を進める考えを説明し、理解を求めるとみられる。野党側は、一本化方針の見直しなどを訴える。参院も閉会中審査の日程を調整する。