南一輝「パリ五輪につなげる」 世界体操2冠へ決意

仙台大を表敬訪問した体操世界選手権代表の南一輝=27日、宮城県柴田町

 体操男子で世界選手権(9~10月・ベルギー)代表に決まった南一輝(エムズスポーツク)が27日、練習拠点とする母校の仙台大(宮城県柴田町)で高橋仁学長を表敬訪問し「団体総合と種目別床運動で金メダルを取って来年のパリ五輪につなげたい」と決意を新たにした。

 山口県下関市出身の23歳。2021年大会で銀メダルを獲得した床運動と2年前から強化してきた跳馬を武器に、15年大会以来の団体総合金メダルを狙う日本の切り札として期待がかかる。

 南は「ここから仕上げてもっと輝けるようにしたい。人をひきつけられる演技を目指す」と語った。

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