7月3日に、静岡・沼津市で将棋のタイトル戦「棋聖戦」の第3局が行われるの前に、対局場所である沼津御用邸記念公園で清掃活動が行われた。
この清掃活動は「棋聖戦」に臨む、藤井聡太七冠と佐々木大地七段に、沼津の美しい景観の中、対局して欲しいと開催されたもので、地域のボランティアら約150人が参加した。「棋聖戦」が行われる沼津御用邸記念公園の庭園には、松林が広がっていて、ボランティアは、松の葉をホウキや熊手を使ってかき集め、次々にゴミ袋へ詰めていった。
(参加したボランティア)
「私は藤井七冠が好きなので、少しでも役に立てばと思いました」
(参加したボランティア)
「当日集中してもらえるように、藤井七冠も佐々木七段も、気持ちよく対局してもらえればと思い掃除しました」
27日の清掃活動で、ゴミ袋 約700袋分の落ち葉を回収したという。藤井聡太七冠と挑戦者の佐々木大地七段が、それぞれ1勝をあげ、五分となった「棋聖戦五番勝負」。「第3局」は、7月3日に沼津御用邸記念公園の東附属邸「第一学問所」で行われる予定。