【プロフィル】 作州津山商工会青年部長 豊福祥旗さん/岡山

4月の総会で青年部長に就任した 作州津山商工会青年部長 豊福祥旗さん。「部の認知度向上や会員同士のつながりを強め、一層の相乗効果を高めていきたい」と抱負を語る。

青年部は津山市(勝北、加茂・阿波、久米)と奈義町の若手経営者や後継者48人で組織。社会貢献事業として各地区イベントへの参画、カーブミラー清掃など地域に根差した活動を行っている。6月には「”絆”感謝運動」として、女性部との清掃活動を初めて実施した。

4支部の連携強化に向け、会員のつながりを「見える化」する方策を検討。「地域で頑張っている事業者や若者の活動を多くの人に知ってもらいたい」。また部員を対象に、決算書の読み方の勉強会も新たに行う計画だ。

コロナ禍の影響について「チャンスを得た人もいるが、生かしきれなかったメンバーもいる」と受け止める。「元の日常に戻る中、県北から『頑張ろう』という気持ちを広げていける活動を。そして、どんな状況でも一歩踏み出せる対応力をつけておき、活用してもらえる組織でありたい」。

「今の自分は明日の自分をつくる」を信念に活動。津山青年会議所のメンバーでもあり、今年は専務理事を務める。「全員で意識を高く持ち、まちの活性化へ、互いに高め合っていきたい」と力を込める。

プロフィル 肉用牛生産のオリジナルキューチ取締役。家族は妻と子ども3人。奈義町中島西。38歳。

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