人気が衰えず大記録を達成した東方神起

韓国の人気デュオ・東方神起が25日、東京ドームで全国ツアーの最終公演を行い4万5000人が来場。同所での公演は通算30回目で、英ロックバンドのローリング・ストーンズの28回を抜き、海外アーティストでは最多となったことを、各メディアが報じた。

2019年11月以来、約3年半ぶりとなる同所での公演。ユンホは、「ご無沙汰してます!めっちゃ気合が入ってます!絶好調に仕上げてきました」、チャンミンは「マスクなしに皆さんの笑顔ときれいな歯が見られてうれしい」と喜び。

約3時間30分のライブではトロッコや移動ステージを駆使してドームを隅々まで回るファンサービス。28日発売の新曲「Lime&Lemon」など、メドレーを含め全28曲を熱唱。ライブ終盤、ユンホは目を潤ませながら、「東方神起と一緒に長く長く付き合ってください。必ずまたここで会いましょう」と同所での公演回数記録更新を約束したという。

「初の東京ドーム公演はまだ5人体制だった2009年7月。そこから、さらに勢いに乗って活動を続けると思ったところ、分裂騒動が起こり2人体制になってしまった。それでも、人気は衰えず、2人の兵役入隊での活動休止時期、2000年6月のチャンミンの結婚発表もあったが、ドームでの公演回数記録を更新し続けた。どこまで記録を伸ばすのかが注目される」(芸能記者)

18年12月にエンタメ情報誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)が発表した「2018年コンサート動員力ランキング」では、全アーティストの中でB'z、同年に引退した安室奈美恵さんを抑え、48公演128万人動員で1位を獲得するほどの動員力を誇る。

東京ドーム公演回数のみならず、全国ドーム公演は89回という海外アーティストとしては最多の公演数を記録。前人未到の100回を目指す。

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