マンチェスター・シティのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)に対する2度目の公式オファーはウェストハムに拒否されたようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。
今夏の移籍市場の目玉の一人とされるライス。ここまでは今シーズンのプレミアリーグで覇権を争ったシティとアーセナルの一騎打ちの様相を呈している。
ウェストハムが最低1億ポンド(約183億円)を要求していると言われる中、シティは1度目のオファー、アーセナルは2度目のオファーで移籍金7500万ポンド(約137億円)+アドオン1500万ポンド(約27億円)と言われるオファーを掲示。しかし、いずれも相手側に拒否されていた。
これを受け、両クラブはすかさず新たなオファーの準備に入った中、シティは3度目のオファーを目論むアーセナルに先んじて8000万ポンド(約146億円)+アドオン1000万ポンド(約18億3000万円)という、前回から総額は変わらずも、条件を改善した2度目のオファーを掲示。
しかし、あくまで1億ポンドを求めるハマーズ側に再び拒絶された模様だ。
ライスの今後は、アーセナルが準備する3度目のオファーが受け入れられるか否かが大きなポイントとなるが、シティも引き続き新たなオファーを掲示する可能性もあり、交渉の長期化は避けられないか…。