就職希望者の増加を目指す 仙台市が初の職場見学会を開催へ

就職希望者を増やそうと、仙台市は8月と9月に大学生らに対し初めての職場見学会を開きます。

仙台市は8月22日から9月7日までの間、事務や土木など6職種に分けて見学会を開催します。

対象は2025年の春以降に卒業する大学生や大学院生で、部署などを案内するほか仕事の魅力などについて職員との座談会を行います。

仙台市職員の志願者は減少傾向にあり、2023年度の事務職の応募者数は10年前と比べて約4割少ない617人、政令指定都市になって以降、最も少なくなりました。

夏ごろにインターンシップを企画する民間企業も多く、仙台市は新たに学生との接点をつくり応募を増やしたい考えです。

郡仙台市長「民間も業績が良くなってきてるということもありますと、就職先が民間にシフトしていく流れも大きいものがあるのかもしれません。(市役所の仕事は)非常に多岐にわたり、とても面白い仕事がある中で、その魅力っていうのを存分に知っていただきたい」

定員は1日当たり5人から20人を受け入れます。申し込みは市のホームページから、7月17日まで受け付けています。

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