万博を機にアートフェア 京都市、文化庁に連携要請

文化庁の都倉俊一長官(左)に要望書を手渡す京都市の門川大作市長=27日午後、京都市上京区の文化庁

 京都市の門川大作市長は27日、同市上京区の文化庁で都倉俊一長官と面会し、2025年大阪・関西万博に合わせて、さまざまなアート作品を一堂に展示・販売するアートフェアの京都開催に向けた連携を求めた。文化庁は従前から各地のアートフェアを支援しており、市は国の支援も受けて大規模な催しとしたい考えだ。

 京都府との共同要望。要望後の取材に応じた門川氏によると、都倉氏は「文化と経済を好循環させる役割を果たせる機会だ」と応じた。門川氏は「多様なものに拡充していきたい」と話した。

 アートフェアは作品売買による経済効果のほか、来場者がアートの最新動向を知る機会にもなっている。

© 一般社団法人共同通信社