【速報】車いす陸上「風を切る感覚が好き」 パリ大会目指す小野寺萌恵選手

パラ陸上女子車いすの小野寺萌恵選手(19)=岩手県紫波町=が、2024年のパリ・パラリンピックを目指し練習を積んでいる。4歳で急性脳炎を発症、後遺症で両脚は思うように動かず両腕にも麻痺が残る。6月に岐阜市であった陸上のジャパンパラ大会では100メートル、400メートル、800メートル(いずれも脳性まひT34=車いす)で3冠を達成。7月には出場権の懸かる世界選手権(パリ)が控える。パラ陸上のホープは、コーチを務める母尚子さん(50)とともに大舞台を夢見ている。

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