プロボクシングで別人出場 5月の興行、JBC調査

 5月14日に札幌市で行われたプロボクシングの興行で、出場予定だったナイジェリア選手2人とは別人がノンタイトルの試合に臨んでいたことが27日、関係者への取材で分かった。この2人は試合に必要なライセンスを持っていなかったとみられる。統括団体の日本ボクシングコミッション(JBC)が事実関係、経緯を調査している。

 試合は4回戦、8回戦でともに1回KO負けだった。JBCは試合内容が無気力、実力不足だったことを疑問視したところ、別人であることが発覚した。もともと試合予定だった2選手は招聘禁止とした。

© 一般社団法人共同通信社