デジタル田園都市国家構想に生かす 岡田内閣府特命担当大臣が柏市を視察

デジタル田園都市国家構想に生かす 岡田内閣府特命担当大臣が柏市を視察

 岡田直樹デジタル田園都市国家構想担当大臣が6月27日、千葉県柏市の柏の葉スマートシティを視察しました。
 地域の課題解決にデジタル技術を用いた取り組みを国家構想に生かすのが狙いです。

 岡田大臣の視察は、国のデジタル田園都市国家構想の取り組みに生かすために実施されました。

 柏市の柏の葉スマートシティは市と学校と民間の産学官が連携して、デジタル技術を活用したまちづくりを進めているとして視察先に選ばれ、岡田大臣は国立がん研究センターや、病院と連携するホテルで、最先端技術の開発拠点やAIカメラを使って患者をサポートする様子など、デジタルを活用する現場を見て回りました。

 視察後には、柏市の太田和美市長や、まちづくりに関わる医療機関や企業と意見交換を行い、岡田大臣によりますと、個人の健康状態などの情報を活用した、健康事業の実現に向け、医療面での規制緩和や国からの支援について要望する意見が出たということです。

 視察終了後、取材に応じた岡田大臣は、「頂いた意見に対し、しっかりと対応していきたい」と述べました。
 
デジタル田園都市国家構想担当 岡田直樹 大臣
「現場を直接目の当たりにして大変心強く思う、有益な意見を頂戴して非常に参考になった。今回の視察を通じて得られた知見などを十分に生かしながら、引き続きデジタル田園都市国家構想の実現に向けた取り組みを進めていきたいと思う」

© 千葉テレビ放送株式会社