相模原市が公園の禁煙化を検討 議会で市長が答弁

相模原市役所

 望まない受動喫煙をなくすため、相模原市の本村賢太郎市長は27日、市が管理する公園の禁煙化を検討していく考えを示した。同日の市議会本会議で五十嵐千代氏(颯爽(さっそう))の一般質問に答えた。

 2020年に受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が全面施行し、屋内は原則禁煙となった。公園など屋外は喫煙可能だが、子どもなど受動喫煙で健康を損なう恐れが高い人が多く利用する場所は「措置を講ずることが望ましい」とし、地方自治体に受動喫煙防止に努めるよう求めている。

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