三重で4年ぶりの「競技花火大会」約9000発が打ち上がる

日本三大競技花火大会のひとつ『伊勢神宮奉納全国花火大会』が7月15日、「宮川河畔」(三重県伊勢市)で開催される。

『伊勢神宮奉納全国花火大会』

全国各地で活躍する花火師たちによる、高レベルな花火が繰り広げられる同大会。新型コロナウイルスの影響で中止が続いていたが、今回4年ぶりに復活、71回目を迎える。

当日は、各花火師が5号玉(直径約15cm)3発、10号玉(直径約30cm)1発を順に放揚する「打上花火の部」と、さまざまな花火がリズミカルに打ち上がる「スターマインの部」の2部構成に。

競技大会ならではの芯入り花火や創造花火などを目にすることができ、クライマックスには連続的に打ち上がる「ワイドスターマイン」で感動のフィナーレを演出。約9000発もの圧巻のパフォーマンが楽しめる。

『伊勢神宮奉納全国花火大会』過去開催の様子

主催する伊勢市は、「コロナ禍で長らく辛い思いを重ねられた、市民をはじめとする皆さまの心を鮮やかに彩るよう、安全な開催を目指します」と意気込む。また同大会は全国でも早い時期に開催されることから、花火師にとってその年の安全を祈願する場にもなっているという。

日時は7月15日・夜7時15分〜8時50分。雨天決行(荒天等の場合、9月9日に延期)。チケットは3000円〜で、「チケットぴあ」などで販売中。会場は「宮川河畔」(度会橋上流)。

『伊勢神宮奉納全国花火大会』

日時:2023年7月15日(土)・19:15〜20:50
会場:三重県伊勢市 宮川河畔(度会橋上流)

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