Insta360、小型アクションカメラGOシリーズ新世代機「GO 3」発売

Insta360Japan株式会社は、小型アクションカメラの最新版「Insta360 GO 3」の発売した。ストレージは32GB、64GB、128GBの3種類。各希望小売価格は以下の通り。

  • 32GBモデル:税込57,500円
  • 64GBモデル:税込60,500円
  • 128GBモデル:税込64,800円

新製品レビュー記事はこちら

「Insta 360 GO 3」の進化を検証。超小型のアクションカメラを最速レビュー発表

Insta360 GO 3(以下:GO 3)は、重さはわずか35gと、親指よりも小さな小型カメラ。前モデルの携帯性を継承し、機能性が更に強化され、多機能なカメラへとアップグレードされた。

カメラボディーは独自のマグネット式で、どこにでも簡単に取り付けられるので、クリエイティブなアングルでユニークな写真を撮る可能性を広げるという。新しいアクションポッドは、GO 3をより多機能でパワフルなカメラへと変身させる、究極の撮影ツールだとしている。

フリップ式タッチスクリーンを使えば、GO 3を手の届きにくい場所に取り付けても、カメラを遠隔操作し、撮影した写真をプレビューできる。充電が不足した場合は、GO 3をポッドに装着することで、最大170分間連続撮影が可能。没入感のある一人称視点での撮影、ペット目線での撮影、新しいアングルの開拓など、高い柔軟性で創造の可能性を広げるとしている。

GO 3はクイックキャプチャー機能により、カメラ本体前面を押すだけで簡単に撮影を開始できるため、瞬間を捉えるのは容易だという。子どもと遊んでいる時や、トレイルを疾走している時でも、GO 3は決して目の前の体験を邪魔しない。どんな視点でも鮮やかに2.7Kで撮影でき、SNSへシェアするのに最適だとしている。

GO 3には、カメラの創造性を引き出すような以下のアクセサリーセットが付属する。

  • 磁気ペンダント:首から下げられる円形のマグネットは衣服の下に収められ、GO 3を服の上から胸に装着して一人称視点での撮影が可能
  • 簡易クリップ:帽子用にデザインされたアクセサリーで、GO 3を頭上にぴったりとフィットさせ、ハンズフリーでハイアングルから撮影できる
  • ピボットスタンド:トリッキーなアングルでも簡単に撮影でき、調整可能、再利用可能なデザインの粘着式マウント。完全に再設計されたスタンドは、ネジを外すと自撮り棒や三脚に取り付ける1/4インチマウントポイントも搭載
(写真左から)磁気ペンダント、簡易クリップ、ピボットスタンド、レンズ保護フィルター

イノベーションの産物である新しいアクションポッドには、GO 3のハウジング、リモコン、充電機能が全て一つに搭載されている。

便利な2.2インチフリップ式タッチスクリーンにより、アクションポッドはBluetoothでGO 3に接続し、リアルタイムのリモート制御とライブプレビューが可能になる。そして猫の首輪から子どもの自転車といった、難しいアングルからも簡単にフレームに収めた撮影ができる。さらに、アクションポッドとカメラが同じ磁気マウントに対応しているため、セットアップの手間が省け、高い汎用性を実現する。そしてGO 3をアクションポッドに入れれば充電でき、バッテリー不足を簡単に解消できる。

GO 3のポッドはIPX4耐水性、カメラ本体はIPX8の5m防水性能を搭載。Insta360製品の特徴である、FlowState 手ブレ補正と360°水平維持も搭載しており、アクションが多いシーンでも滑らかな映像を実現し、不要な傾きや歪みを除去する。交換可能なレンズ保護フィルターも標準装備されている。

GO 3は、GOシリーズの問題点を改善し、新世代機としてアップグレードした。ソフトウェアの最適化と解像度のアップグレードにより、鮮明で鮮やかな2.7K動画を実現。クリップの長さ制限はなく、310mAhの大容量バッテリーにより、ユーザーは、前世代から1.5倍長い最大45分間撮影を続けることが可能になった。

追加マイクを搭載したGO 3のデュアルマイクは、前作よりもクリアで鮮明な音声を提供する。プリ録画、ループ録画、予約録画等新たな撮影モードも追加。予約録画を使えば、GO 3の電源を入れ、特定の時間に録画を開始するように予約設定できる。

全てのInsta360カメラと同様に、GO 3は単なるカメラではなく、Insta360の強力なアプリと編集エコシステムによってサポートされ、ユーザーの映画制作のワークフローを簡素化できるという。

FreeFrameモード撮影を使用すれば、映像のアスペクト比を変更できるため、9:16比率のInstagramリールと同じクリップを16:9比率のYouTube動画として編集可能だ。他のアクションカメラでは、撮影前にアスペクト比を選択する必要があるが、GO 3では、シェアするすべてのコンテンツをあらゆるアスペクト比で保存できる。

Insta360のAI搭載の編集機能は、ベストショットを自動的に集め、カスタムリールに編集する。このアプリのAI機能とユーザーフレンドリーなインターフェースにより、テクノロジーに面倒な箇所を任せ、ユーザーは創造性追求に集中できるとしている。

創造的なコンテンツを作るためのモードも充実している。GO 3ではハイパーラプスのためのタイムシフト、ダイナミックレンジを強化した写真撮影を実現するAI搭載PureShot HDR、最大120fpsのスローモーション、タイムラプス撮影が可能だ。

主なスペック

© 株式会社プロニュース